しろめのめじろおし

ゲームとかいろいろ

【感想】初音ミク フィギュアについて

綺麗です。

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立ち寄ったクレーンゲームコーナーのなかで、「箱がキレイだな」で目に留まった台でした。

ミクのフィギュアは持っていませんでしたが、以前、ぬいぐるみミクをゲットしていました。

誰も触ってなかったようなのでチャレンジ。

台は、箱系の景品にあるあるの少しずつ動かして落とす定番の「橋渡し」タイプ。

台が角にあったこともあり、横からも覗いて位置を調整。

大きなミスもなく、1,000円くらいでゲット。(200円余らして別台に移送するなど)

わりと大きな音で落下したので、少し驚きました。

画像

綺麗です。(2回目)

クレーンゲームの景品にありがちな、「誰コレェ」みたいな顔立ちでもなく。

さすがに購入したほかのフィギュアとくらべると、細かな造形だったり、塗りが物足りないところもあります。(ちょっとチークが薄いかも)

でも、それらが気にならないほどの作り込みのよさ。

マーメイドモチーフなので、コンセプトをはっきりとさせて、世界観も創りやすかったのかもしれないです。

神秘的なデザインのなかにも、ミクっぽさは残しつつ、クレーンゲームの景品でこのクオリティに驚きと満足感でいっぱいでした。

 

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【創作】ARMORED CORE VI Faith of Force【AC6】【アーマードコア6】

何もかも、私を苛立たせる……

この惑星も、この戦争も。

使えない友軍、旧い機体。

そして何より、星外企業ども。

本当にどいつもこいつも……

私を……

苛立たせる……

 

戦争で名を上げれば、再手術でもっと強くなれる。

星外企業に、アーキバスに入れば、もっと上位の強化手術を受けられる。

アーキバス戦術部隊に。

いや、より上位のヴェスパー部隊に。

友軍が勝とうが死のうがどうでもいい。

私は、勝って、生き残って、もっと強くなる。

ヴェスパーの首席隊長さえ、堕とせば。

私は……!

 

「隊長、ゼロポイントを通過。作戦領域に入ります」

「……」

「…分かりました」

「V.VIIIから各隊各員に伝達。これよりミッション開始。木星軍MT・AC混成部隊を排除する」

「強力なAC機体が存在する。死ぬつもりが無いなら、心してかかるように」

木星のAC?あぁ、例の時代遅れか」

「侮るなよV.II。優秀な戦士と聞いてるぞ」

「『木星中の信仰を集める存在』だったか?大したこと無さそうだが」

「面白そうじゃないか」

 

排除

排除排除

排除排除排除

排除排除排除排除

排除排除排除排除排除

排除排除排除排除排除排除

排除排除排除排除排除排除排除

 

こいつらを排除すれば…!

アーキバスも、私を認めるはず…!

私は……!私が……!私こそが……!

ヴェスパー部隊……

わざわざ3機も来てくれるなんて光栄じゃないか。

一人残らず、排除してやる。

 

……?

……あれは。

おやおやまさか、首席隊長までお出ましとは。

 

「……っ!V.II、生体反応ロスト」

「やるじゃないか」

「隊長、追撃しますか?」

「慌てるな、次も敵とは限らんだろ?」

「……」

「今度は俺がやる」

 

……くっ!

こいつ、この動き、ありえない……!

私をすべて上回って……!

私も力が、その力さえあれば!

木星も、星外企業も、ヴェスパーだってなんだって捻り潰せる!

もっと強く……力が……力を手に入れてやる!

こんな奴……!

私が……!

 

馬鹿な、あえて右腕を誘爆させた……だと……

私が……こんなところで……

こんな奴に……

 

「お前、明日からV.IIな」

 

何を……言って……

 

オキーフ!」

「分かりました。救護隊に連絡。重傷者1名を保護。最優先で搬送を求める」

 

忌々しい……

苛立たせる……

 

……

……か………

…閣下…………

スネイル閣下!

 

「まもなくルビコン3に到着します」

「閣下?」

「なんでもありません」

「……」

フロイトは?」

「ブリッジにいらっしゃいます」

 

「いつまで居るつもりです?」

「なあ、ルビコンにも面白い奴、いるといいな」

「知りません。所詮、灰をかぶった猿どもしかいませんよ」

「そう言うなって」

「機体の最終調整を行います。126番ハンガーに来てください」

「強い奴の一人、二人、必ずいるって」

 

本当に。

いつもいつも。

この男は。

私は、もっと強く、強くならなければならない。

もっと。

 

youtu.be

【創作】ARMORED CORE VI After the Burnout【AC6】【アーマードコア6】

「ここで働く前に、少しだけ昔話をしよう」

「ある男がいた。賢い猟犬を従え、己の罪を清算しようとした男だ」

「男は、コーラルを憎んでいた。友人たちを殺したコーラルを」

「『コーラルが絡むと死人が増える』こう男は言っていたそうだ」

「俺はこの話が嫌いだ。コーラルなんか無くても、生まれた者はみな死んでいく」

 

「もうひとつ」

「男の猟犬たちは、忠実に彼の罪を清算し続けた」

「一人ずつコーラルを殺して回った」

「主人亡き後、最後の猟犬が最後のコーラルに火を点け、そして死んだ」

「俺は……この話も嫌いだ」

「俺は犬が嫌いだ」

 

「……持っておけ。それがここでのお前の名前だ」

「お前も分かっていると思うが、ここではみんな金を稼ぐために集まっている」

「封鎖機構の焼石に水を垂らすような仕事から、解放戦線の酔っ払いどものウェットワークまで、金のためなら俺たちは何でもやる」

「ここで生きるために」

「二度もコーラルで焼かれた土地で、やれることなんて少ない」

「宇宙に上がりたいなら、命がけで大金を稼いで、封鎖機構にでも再就職するといい」

「……まあ、稼ぐ前に死ななきゃいいが」

 

「レイヴン」

「いくつか仕事を取ってきた。あとで確認しておけ」

「お前の機体はガレージにある。機体やパーツのことで分からないことがあれば聞いてくれ」

「いずれ仲間を紹介する。ささやかだがパーティもするつもりだ」

「縁起のいい名前だろ?なにせ、あの『レイヴンの火』以来の新顔だ」

 

「ジャンクボックスへようこそ」

「歓迎しよう、盛大にな」